
趣味であるダンジョンでのバッティングをこっそり姪に配信され、
注目の配信者“新宿バット”になってしまった社畜サラリーマンの
佐藤蛍太( 41歳)。
無自覚に無双する彼の裏の活躍もあり、DOOMプロと提携し業績が回復した冒険書房だったが、人員の補充はなく、蛍太はさらにブラックな働き方を強いられるようになっていた。
日々強いストレスが蓄積される中、久しぶりにダンジョンに潜った蛍太は、戦いの後、ダンジョン内に存在する秘密の銭湯で汗を流すことにするのだが、そこである女の子と遭遇し…!?
しかも彼女は、次に特集を組む人気“男性”ユニット≪ブルパラ≫の影猫で…!?
地味なおじさんの無自覚成り上がりファンタジー、第3弾!!
迷惑系配信者、闇バイトなどの時事ネタと絡めて現代日本を舞台にした【ダンジョン】×【配信者】×【おっさん】×【ファンタジー】などの要素をミックスして、正体不明の“新宿バット”として無自覚に無双する地味なおっさんの無双展開が今回もホームラン級にぶっ飛んでいてすさまじかったです。
ダンジョン内を徘徊するモンスターを相手に無双するおっさん(主人公)だけど普段は超絶ブラック企業に勤務する平凡なサラリーマン。会社に勤務しているときの同僚との会話やオーバーワーク気味でデスマーチと化しているときの悲壮感漂う空気が物凄く負のオーラを放っていて、胃痛の原因になりそうな嫌なものを感じとって嫌な気持ちになりました。ほんっと仕事って糞だと思います。
シリーズ3巻になっても“新宿バット”の無自覚無双と盗撮ゲリラ配信スタイルは変わらず、本人の与り知らぬところで反響を巻き起こして配信界隈がカオスと化し、主人公(おっさん)の推し活をしているヒロイン界隈もまた熱狂がカオスと化していて、絶対に恋愛関係に発展しないであろう女性キャラクターたちの愛玩動物のようなおもしろおかしい様子が楽しめる要素が繰り広げられていて癒されました。
まあおっさんが自分の娘くらいの女性と楽しく絡んでいたら、パパ活か援助交際かJKお散歩か出会い系かマッチングアプリが疑われますし。
そんなこんなで金属バット1本で無双するおっさんの無自覚無双ファンタジー作品は今回も安定のおもしろさで楽しむことができました。やっぱり三河ごーすと先生しか勝たんです。