機兵王国でのニアの大暴れが加速する!!
複数の機兵による襲撃を退けたニア。これでようやくマーベリア側も交渉のテーブルに着くかと思われたが、第一王子リビセィルがニアに告げたのは「君の狂言ではないのか?」という、とんでもないもので――!!
「――悪いが鬱憤晴らしだ。付き合え」
度重なる厄介ごとについに自重をやめたニアは、機兵王国が他国に隠していた〝戦いの最前線〟へとその拳を振り下ろす!!
天使のような凶乱令嬢の最強無双譚、誰にも止められない第10弾!!
これまでのシリーズではニアの教えを受けて成長した弟子たちの戦いやそれにまつわる日常が比較的多かった印象がありました。
しかしながら今回はニアによる超絶覇道の物語。権謀術数や刺客の数々も全て返り討ち。
比類なき強さは相対した人間を全員絶望のどん底に突き落とす圧倒的な存在であることがストレートに伝わってきました。
ここまでニアの戦闘能力が惜しげもなく披露されて最強無双する展開と敵対勢力の顛末が書かれていて、気持ちが良いくらいのワンサイドゲームで最高でした。
年齢や容姿と強さがもはや詐欺レベルでミスマッチしているだけにより敵側の度肝を抜く場面が滑稽に映ります。
国家を相手に喧嘩を売り、ニア個人が国の命運を決める存在にまで上り詰め国王を相手に交渉の舞台へと立ち、凄まじいスピードで状況が変化していき鍵を握る存在として君臨するニアの動向がまた凄まじいことになっていて、シリーズ最高に鳥肌と大笑いする一冊でした。
