働きたくない村人のラノベ日記

ラノベの感想ブログ。開設2014年5月30日

モブ司祭だけど、この世界が乙女ゲームだと気づいたのでヒロインを育成します2

モブ司祭だけど、この世界が乙女ゲームだと気づいたのでヒロインを育成します2【電子特別版】 (角川スニーカー文庫)

育て上げたヒロインからの愛が溢れる常夏のバカンス
学園入学を経て、少しは親離れした……はずだった!?
夏休みを迎え、限界突破した愛と共にクラエルの元へ帰省したレイナ。
長い期間離れていた反動でレイナのクラエルへのスキンシップは過激化し、お風呂に添い寝と甘え放題! あの手この手でクラエルを誘惑するほどにパワーアップしていた!?
そんな中、二人は海辺の避暑地へバカンスに出かけることに。海水浴やバーベキューを二人で楽しむ傍ら、突如原作の隠しボスに遭遇。荒波に飲まれたレイナとクラエルは無人島に漂着し、二人きりのドキドキサバイバル生活がスタートすることに――!?
育て上げた聖女に愛されまくるハートフルコメディ第2弾!


乙女ゲームのヒロインを育て上げたモブ司祭の主人公の行動により父親代わりの家族愛を越えて溺愛され、父親に甘えるような接し方で本気になって異性を落としにかかるようなラブコメヒロインぶりを見せつける、最高にハートフルで天真爛漫なレイナと主人公クラエルの絡みに癒されるラブコメ作品でした。
レイナのクラエルに対する愛情表現の手札は年齢を重ねることで増えていき、より蠱惑的になり、より主人公の感情に揺さぶりをかける立ち回り方になってきていて、家族としての最後の一線を敷いているがゆえのギリギリのラインを攻めた甘々ラブコメが一番の魅力だと思います。
それに加えて、イラストを担当している『りいちゅ』さんの描くヒロインのビジュアルをいろんな場面から切り取った挿絵が最高にマッチしていて文句なしです。

主人公クラエルと乙女ゲームヒロインであるレイナの日常が書かれている一方で、本来であれば乙女ゲームの攻略対象になるべきキャラクターたちの存在は二人のラブコメにおいて完全に当て馬のような扱いを受けていました。
いうなれば負け確ヒロインのようなポジションです。
「あれ、存在する価値あるか?」とか思いそうですけれど、そんな彼らの存在や関わりがあるおかげて、【乙女ゲーム】の世界である事実と少なからずゲーム時代の名残を感じさせるフラグの存在が際立つ部分でもあるので、やっぱり必要なのかなと感じることがあります。
まあ、クラエルとレイナの甘々ラブコメ的な絡みの引き立て役にはピッタリのサブキャラであることは間違いないです。


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