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働きたくない村人のラノベ日記

ブログ開設2014年5月30日

エルフ嫁と始める異世界領主生活 ―俺の住む島に異世界が来ちゃったんだが―

電撃文庫 ラノベ

エルフ嫁と始める異世界領主生活 ―俺の住む島に異世界が来ちゃったんだが― (電撃文庫)

《あらすじ》
東京都の南の果てにある、俺の住む離島―の端っこに、異世界の一部が半島まるごとやってきた!?しかも領主の娘さんなエルフ美少女が、俺の嫁になったんだ…って、何を言ってるのかさっぱりわからないと思うが、俺にもちっともわからないぜ!しかし、いざ領主になってみれば、上地は疲弊し住んでる人は難民寸前。食料問題から衛生管理まで、問題山積みの異世界領。でも、あまりの事態に村も、都も、政府だって動けない。それなら、領主になった俺が何とかするしかない…のか!?と、とりあえず炊き出しだ!手持ちの技術で異世界を救う、異世界→日常ファンタジー!

ある日突然、東京都のとある離島と異世界がつながってしまったとき、その間で生じる外交問題から文化交流をリアルに書きだした異世界日常ファンタジーでした。現実に存在する(であろう)法律をひっぱり出してきて、『異世界を日本の領地としてみるか否か』『異世界と日本の間を行き来するにあたって既存の生態系を崩さないために異世界⇔日本を移動するときは細心の注意をはらおう』。これまでに前例のない異世界との交流をするにあたって、日本の土地に発生した異世界を日本の領地とするか外国とするか、そこから仮に異世界に危機が訪れたときに自衛隊が派遣できるのかどうか……こういった方面にアプローチを仕掛けていく異世界ものは自分がこれまで読んできたどの異世界ものにもない要素だったのでかなり新鮮に感じられて面白かったです。

異世界ファンタジーなだけに王道の魔法を使えるエルフ系の種族や女騎士の登場して、ひょんなことがきっかけでエルフのヒロインに結婚を迫られることになるところも鉄板ですね。
異世界もののテンプレートをなぞりつつも、異世界の領主をはじめるにあたって異世界に生じる食糧問題から衛生問題などを新しい視点から解決に導くことで、離島の田舎に住む高校生が異世界の領主をこなしていて面白かったです。