働きたくない村人のラノベ日記

ラノベの感想ブログ。開設2014年5月30日

俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる 11

俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる 11 (GA文庫)

《あらすじ》
「パチレモン復活大作戦!?」鋭太と真涼の対決した生徒会長選が終わった夏、乙女の会は休刊したモテカワ雑誌「パチレモン」再生に乗り出すことになった。「とびっきりの素敵な乙女たちが、私たちの周りにはいるじゃない!」真涼のアイデアで読者モデルとして協力することになった千和、ヒメ、愛衣は、真那やリス子と共に合宿を兼ねて東京に行くことに!夏の東京と言えば、コミケ!東京湾の華火祭!そして焼肉!?取材や撮影の中で、思い思いの夏を楽しむ少女たちだったが、これは真涼にとって父親に対する“戦い”でもあった…。裕時悠示×るろおが贈る、甘修羅らぶコメ第11弾!

鋭太のハーレム化の行く末も冬海愛衣の賛同しかない前途多難な状況のなか、これまで幾度となく登場してきたモテカワ雑誌“パチレモン”の復活計画に“自らを演出する乙女の会”の部員が全員モデルデビューを果たしたり、あらゆる面でこれからの生活の大きな分岐点になりそうな要素が目白押しの1冊でした。1巻から11巻の本編を全て通して、これまでに露骨に思わせぶりな描写を仕込んできた“遊井カオル”の秘密も明確なものになってきて、あとはこれをどうやって作中の登場人物に打ち明けることになるのかが最大の難所。カオルの行動の意味も何もかもが謎に包まれているなかで、たびたび登場してきた“遊井カオリ”の存在も合わせて考えると、鋭太のハーレムメンバーに爆弾が投下されることになりそう。
この“遊井カオル”もとい“遊井カオリ”の抱える爆弾がいつお披露目されるのか全く想像できないけれど、もしも本格的にハーレムメンバーに参入したらメチャクチャ盛り上がりそう!(所詮他人事)