《あらすじ》
早朝、特殊性癖教室で胡桃沢宵美が絶頂しすぎて、意識不明の重体となっていた。だが現場は密室。伊藤と胡桃沢朝日は宵美を絶頂させた犯人を探し始める。彼女は一人でお楽しみの上に絶頂したのか。あるいは性癖を活かした密室トリックか。事件の謎が解かれた時、ついに清楚系委員長である恭野の特殊性癖が明かされる。「人間はみな、特殊性癖を持っているんですよ」本性を明かした彼女を伊藤は「教育」出来るのか?最終巻でもエロ大盛り!水着シーンもあるよ。
意識不明となって発見された女子高生のイ体(絶頂し過ぎて意識不明になった状態)。現場は密室の完全犯罪。医療機関に搬送されるも絶頂を繰り返し過ぎて鎮静剤で命をつなぎとめるなかで、事件の謎を解き明かすためにひとりの変態教師が動き出す……常識がテクノブレイクし過ぎてわけがわからない作品ですね。
特殊性癖教室に振り分けられた生徒たちの特殊性癖のレベルが桁外れにヤバすぎて、正常な倫理観をもった人間が皆無です。
主人公である担任教師ですら青少年保護条例で完全にアウトな行為のオンパレード。女子高生の目の前で射精しそうになった回数は数知れず、平常時が勃起状態は犯罪です。
特殊性癖教室の日常にフォーカスさせ過ぎて、健全な学園要素がナニひとつない。見るもの聞くもの話すものがすべて卑猥な言語に自動翻訳される世界です。
最終巻にふさわしく、特殊性癖教室の清楚系委員長である恭野と野球拳バトル。負けたら精神と人格の崩壊がかかったおまけ付き。
ハイレベルなエロ展開と固定概念が欠落した変態ぶりから先々の展開に予想がつかなくてフレッシュな感覚で楽しめて最高に面白かったです。
こんな個性的な作品が完結を迎えるなんて非常に残念です。