働きたくない村人のラノベ日記

ラノベの感想ブログ。開設2014年5月30日

放課後アポカリプス

放課後アポカリプス (ダッシュエックス文庫)
クラスでのけ者にされ、授業を休んでばかりだった僕は、久しぶりに顔を出したHRの直後、あの『ゲーム』に巻き込まれた。全校生徒ごと荒野の真ん中に転送された校舎。与えられた破壊兵器と、異常に強力な肉体。そこに襲来する異形の敵生物“天使”。全滅させなければ日常に戻れない死のゲームが、週に一度僕らを引きずり込んで繰り返される。1年B組の司令官となってしまった僕は、普段は僕を虫けら扱いするクラスメイトたちを率い、生き残るため、そしてこの謎だらけの『ゲーム』の目的と正体を暴くため、絶望的な戦いを始める―極限の戦場を駆け抜けるサバイバルゲーム小説シリーズ、開幕!






毎週水曜日に強制的に巻き込まれる学園サバイバルゲームは、敵を全滅にさせなければ生還することができない。ゲーム内の死は現実世界での死に直結する状況でクラスメイトが阿鼻叫喚する姿は、絶望感がえげつないくらい伝わってきます。
極限のサバイバルゲームを脱出するために主人公の藍沢緋色をはじめとしたメンバーが試行錯誤をするなか、徐々に真相に近づいていくストーリーは新展開の連続は目が離せませんでした。
主人公だけが置かれている特殊な状況やサバイバルゲームの秘密について、毎週水曜日を潜り抜けていく中で得た情報のなかに真相に繋がるヒントが隠されていました。そういったことを踏まえて自分なりに推論をたてていくのも楽しみ方の一つなんじゃないかと思いました。