働きたくない村人のラノベ日記

ラノベの感想ブログ。開設2014年5月30日

ガンズ・アンド・マジック ―黒き鎧と幼き女王―

ガンズ・アンド・マジック ―黒き鎧と幼き女王― (電撃文庫)
剣と魔法の世界に降り立つ、黒鉄の鎧をまといし超戦士。
"銃と魔法"の異世界神話、開幕!

魔獣の群れに襲われ、危機に瀕した亡国の女王イーリス。しかし、その時、突如空から《黒き鎧》が現れた。
イーリスにとっては見たこともない杖――アサルトライフルと、巨大な剣――超硬合金刀をを持ち、鎧の男は魔獣を瞬く間に打ち倒す……!!
彼の名は異世界の兵士・レン。彼と、彼の相棒であるAI・ミネルヴァは、自分たちの世界でも存在していた魔獣と戦うために生まれた特殊な戦士だった。
魔獣という共通する敵に2つの世界の関連性を感じたレンは、イーリスたちを助けながら、異世界の探索を開始する……!




魔獣という共通する敵が存在する異世界へ跳ばされ超戦士として活躍する。そこは“レン”の世界にはない魔法が存在する世界。魔力を通す金属を用いた武具、魔方陣に魔力を通すことで発動する魔法。
身にまとう鎧を駆使し、異世界で得た魔法の知識を組み合わせてのバトル展開。主人公がなぜ異世界へ跳ばされることになったのか。それを知る敵対する人物も現われ、ストーリーは王道ファンタジーで読みやすかったです。
自分の命をかけて市民を守る兵士たち。悪役として立ち回っていた人物がヒロインに説得され改心するシーン。損得を抜きにして行動するキャラクターが活躍するのも王道って感じがしました。
まさに『クズがヒロインに説得された結果』です。