働きたくない村人のラノベ日記

ラノベの感想ブログ。開設2014年5月30日

アクセル・ワールド 18 ―黒の双剣士―

アクセル・ワールド (18) ―黒の双剣士― (電撃文庫)
白のレギオンに挑むため、黒雪姫率いる“ネガ・ネビュラス”は、緑のレギオン“グレート・ウォール”との休戦及び共闘を申し出た。緑の本拠地・渋谷第二エリアにて、緑の王“グリーン・グランデ”、その幹部集団“シックス・アーマー”と対峙するハルユキたち。しかし会談が開始される直前、思いがけない人物が乱入してくる。そのアバターは、黒雪姫と同じく、真っ黒な姿で、二本の剣を携えていた…。両レギオンに浅からぬ因縁を持つそのバーストリンカーが二人の王に持ちかけた、驚くべき提案とは―!?ついに“宇宙”ステージも実装!?な禁断の最新刊登場





真っ黒な姿で2本の剣を扱う双剣士で元四元素のグラファイト・エッジ……完全にキリトさんじゃないですか!?! とうとキリトさんもブレインバーストに参戦ですか。DLCで登場する隠しキャラですか!
「バーチカルスクエア!」「スラント!」ほら、やっぱりキリトさんだ!!

冗談はさておき、グラファイト・エッジの正体がかなり気になってくる。バーストリンカーの最古参をもってしても10代ないし20代付近のプレイヤーしかいないんだから、本物のキリトさんという線は常識的に考えたらありえないし、うーん…
でもまあ『ソードアートオンライン』と『アクセルワールド』の世界が一体化しかけたこの瞬間このバトル夢があって面白かったから大満足ってことでいいか。

アクセルワールドは、レベル差が絶対的な戦力差になりえないブレインバーストの世界では経験に基づく状況判断能力と地の利をいかした幅広い戦略が活かされる場面が数多く存在するから読んでいて面白いんだよね。
今回で言うところのグラファイト・エッジ VS ブラック・ロータス。単純に考えたら『純色の七王で現段階で最高レベルのレベル9に勝てるわけないだろ』と思いたくなるんだよね。

対戦カード バトルロワイヤル
ネガネビュラス『シルバー・クロウ、ブラックロータス、アーダー・メイデン、スカイ・レイカー、シアン・パイル、ライム・ベル』
グレートウォール『グリーン・グランデ、アッシュ・ローラー……シックスアーマーの一部』

戦闘フィールドは新規導入されて初のご対面となる『宇宙ステージ』。ブレインバーストで初に近い無重力空間でのバトル。
そこで近接型と遠距離型で『宇宙』の特性上戦闘スタイルに影響が出てきたプレイヤーがぽつぽつと現れる。
飛行能力が売りのシルバー・クロウにして見れば、『空気がなければ飛ぶことができない(ただのメタルカラー)』
アーダー・メイデンにとっては『空気がないと矢に火が灯らない(物理属性のみ?)』
バーストリンカーの皆さんの対応力の速さは半端じゃないな。さすがは速さを売りにするだけある。
突然の窮地のなかであっても、これまでの経験から自分が成し得る最善手を模索して戦闘を繰り広げるプレイヤーたちの勇姿が熱い。臨場感があふれてる! これだからアクセルワールドはたまらないぜ!!