働きたくない村人のラノベ日記

ブログ開設2014年5月30日

ゴブリンスレイヤー11

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《あらすじ》
「ゴブリン退治はもう飽きたっ!」「なんじゃい、そんなら竜退治にでも行くんか?」夏、妖精弓手や鉱人道士が騒がしいギルドの酒場に、女商人が訪れた。「お願いしたい冒険があるのです」砂漠の広がる東の国境にゴブリンが増えているらしい―。女商人は東国に商談に向かう護衛として、彼ら一党に同行して欲しいという。「やはりゴブリンか。いつ出発する?俺も行こう」文化の異なる砂漠の隣国、そこで待ち受ける残虐な罠、たまさか出会う砂漠の民、交錯する仕掛人。紅砂の先、彼らは邪悪な企みを知る―。蝸牛くも×神奈月昇が贈るダークファンタジー第11弾!

ゴブリンスレイヤー”という作品の本筋を全否定する魂の叫び……「ゴブリン退治はもう飽きた!!」
冒険者ならば冒険者らしく竜退治や遠い異国の地に旅立ちたい。そんな矢先に現れたのが、初めて訪れる文化の異なる砂漠の国境近くに生息するゴブリン退治の依頼。冒険の醍醐味とゴブリン退治の折衷案を取ったような内容。
ゴブリンスレイヤーに集まるのはどこまでいってもゴブリンに収束する不思議な運命の因果があるのかもしれないですね。
また、パーティーメンバーで唯一冒険者としての等級が低い女神官の昇級審査も兼ねた依頼にもなり、この一等が冒険者としての積み重ねてきた経験、死の淵の運命にたっても乗り越えてきた冒険の日々を濃縮したような感慨にふけるシーンでした。
女神官も銀等級に囲まれたなかではあるけれど知識も経験も着実に成長を感じられる挙動もあり、妖精弓手曰く発想がゴブリンスレイヤーに毒され始めてきているらしいです。これを成長と捉えていいのかは正直微妙なラインですけど、旅路のなかで女神官の胆力と観察力と自らの役割をきちんと認識して動いている姿からは、指示に従うだけだった頃からは明らかに変わっていて良い成長でした。
今日も、無事に彼らが冒険から帰還することができ、とても良かったです。