働きたくない村人のラノベ日記

ラノベの感想ブログ。開設2014年5月30日

ソードアート・オンライン プログレッシブ 3

ソードアート・オンライン プログレッシブ (3) (電撃文庫)
「行くぞ、アスナ!しっかり掴まってろよ!―ティルネル号、発進!」謎めいたダークエルフ騎士のキズメルといっときの別れを交わし、次層を目指すキリトとアスナ。アインクラッド第四層、そこには“水路”が広がっていた。なんとか街に到着した二人を出迎えたのは、湖水に浮かぶ白亜の街並みと、大小無数のゴンドラだった。第四層を自由に移動するためには、専用のゴンドラを入手しなければならない。キリトとアスナは、船材をゲットするために、大型火炎獣“マグナテリウム”に挑む!そして、ここ第四層には、意外な人物との再会が待っていて…!






キリトとアスナの二人旅はSAOではじめての水上ステージとあってそれに付随した要素が目白押しの内容となっていました。アスナとキズメルの水着姿をお披露目するカラーイラストも良かったけど、水上ステージの綺麗な町並みとゴンドラに笑顔をみせるアスナが可愛かった。プログレッシブのアスナはキリトに対してまだツンツンしている姿が目立っているけど、ときおり見せる小さな嫉妬と赤面する姿がたまらない。鈍感主人公のキリトさんもたまに平気で地雷を踏んでしまいアスナの怒りを買う展開には、それこそ壁を殴りたくなるくらいのものを感じますね。
水上を自由に行き来するための船の作成に際して、上質なものを作り上げることに。用いる材料に妥協を許さないアスナの尻に敷かれているキリトという二人の関係はプログレッシブでしか楽しめないので新鮮でした。
このプログレッシブ3巻の内容をまとめると、「やっぱりソードアートオンラインは面白い」の一言につきると思いました。