働きたくない村人のラノベ日記

ラノベの感想ブログ。開設2014年5月30日

スクールライブ・オンライン 7 ラストマン・スタンディング(前)

スクールライブ・オンライン 7 ラストマン・スタンディング(前) (このライトノベルがすごい!文庫)

《あらすじ》
誰もが待ち望んでいた“3R”へのVRシステムの導入確定に沸き立つ栄臨学園。だが陰では、命の保証さえない非合法な脳開発実験が進行中だった。計画を阻止すべく、立ち上がる零央率いる“心の欠片(フラグメンツ)”と仲間たち。向かうは、学園史上最強のギルト“高天原(セレスティア)”。ただその前にクリアしなければならない問題が山積みで―。全校生徒の未来を賭けた、決して負けられない戦いが今、始まる!MMORPG×近未来学園、リアルとゲームが交錯する大人気シリーズ、クライマックス突入!

シリーズ累計115,000部突破!
リアルの学園での成績とMMORPG内でのアバターのステータスが直結する世界の物語もクライマックスに近づくにつれて、かねてからの懸念事項であった学園至上最強のギルドとの戦いが最大の壁として立ちはだかったことで、シリーズ最高の盛り上がりでした。
心の欠片(フラグメンツ) VS 高天原セレスティア)& 陽炎騎士団(ミラージュナイツ)の間には、主人公補正ととんでもない奇策を合わせても覆しようのない戦力差があるなかで、その他の城主ギルドとの連携がどうなるのかが最大のポイント。
リアルとゲームが人生に影響する世界のなかで城主ギルドとして脳開発実験を阻止するために立ち上がるべきなのか、勝算のない高天原との戦いを避けて保身にまわるか。全てのカギを握るのは心の欠片(フラグメンツ)が他の城主ギルドのギルドマスターとの交渉で協力が得られるか否か。協力を得た後に高天原セレスティア)を打倒できるか。
ひとりの学生として、ギルドマスターとして、ギルドメンバーを抱え重い決断を迫られるなかでのギルドマスター同士の熱いやり取りが最後まで目が離せなかったです。