《あらすじ》
ピトフーイのリアルな死をかけた第二回スクワッド・ジャムから約三ヶ月。突如アナウンスされた第三回大会に、レン、ピトフーイ、フカ次郎、 エムの最強チーム〈LPFM〉が挑む!
優勝候補筆頭と目される彼らを待ち受けていたのは、"時間経過とともに海へ沈むフィールド""MAP中央に潜む【UNKNOWN】エリア""無名チームの結託"という過酷な状況だった!
――そして大会中盤、突如全プレイヤーに告げられる特別ルールとは!?
時雨沢恵一&黒星紅白による「もう一つのソードアート・オンライン」が、再び動き出す!!
レン、フカ次郎、ピドフーイ、エムの全員がリアルでの顔見せを果たした後に開催された第三回スクワッド・ジャム。『ガンゲイル・オンライン』のゲームの世界にのみ焦点を当てた作品なはずなのに、なんでこのラノベは毎回ファンを熱くさせる演出を見せつけてくれるんだ!! この4人がチームを組んだ夢のコラボレーションで熱くならないはずがないじゃないか!!
なんだよこの最強メンバーは。スクワッドジャムで優勝候補にあたる並みいる強豪チーム同士が再戦を心待ちにしているノリといい、強豪チームに勝つためにモブの弱小チームが水面下で作戦を企てたり、スクワッドジャムを盛大に楽しませてくれる展開がドンドン押し寄せてきて、ページ数が鈍器なのが全然気にならないくらい面白いじゃないか!!
ガンゲイルオンラインのなかで設けられたゲームシステムの仕様を上手く活用した戦術も幅広く活躍していて、リアルにはないVRゲームならではの戦術が戦局を大きく分けていて面白かった。その作戦を実行に移すプレイヤースキルもそうだけれど、VRゲームの世界観で実現可能なプレイヤースキルというのがまたリアリティーがあって時間を忘れて没頭してしまいました。