働きたくない村人のラノベ日記

ブログ開設2014年5月30日

演距離カノジョの比奈森さん クラスメイトの彼氏役はじめました

演距離カノジョの比奈森さん クラスメイトの彼氏役はじめました (富士見ファンタジア文庫)

《あらすじ》
「鳴瀬くん、もっとギュッとしてもいいかな?」
比奈森さんが甘えるように俺に抱き着いてくる。優しくて、飾らない美少女で……「次、鳴瀬くんの台詞だよ?」
俺の彼女役、正確には“派遣カップル”というアルバイトの相方だ。
仕事内容は街のデートスポットで仲良しカップルを演じる、いわゆるサクラ。
だから俺たちはあちこちで手を繋いだりハグしたり、とにかくイチャつくわけだけど……。
「彼氏役を鳴瀬くんにお願いできてよかった」「はい、あーん」「鳴瀬くん。キス、しよっか」……これって、本当にぜんぶ演技だよな?
甘くてちょっぴりもどかしい演距離ラブコメ、上演開始!!
恵比須 清司:第26回ファンタジア大賞<金賞>受賞作「女の子に夢を見てはいけません!」にてデビュー。

演距離カノジョの比奈森さん | 特設ページ | ファンタジア文庫

役者を目指す高校二年生の鳴瀬了介。真面目で人当たりがよく、周囲に求められている自分を演じる“仮面”を付けている比奈森優衣。
ひょんなことがきっかけで“派遣カップル”という偽恋人の関係を演じるアルバイトをすることになった二人。
鳴瀬と比奈森、それぞれに特殊なアルバイトをする目的があるなか、仕事を通じてデートスポットで“カップルらしく”を演じていくうちに、『これって、ぜんぶ演技? それとも……』
二人が恋人らしい振る舞いを続けて接していくうち、『仲の良い異性の友人』の距離感から『恋心が芽生えて意識し始める』この狭間を飛び越える瞬間の会話のやり取りが「最高に青春してるな!!」という感じがしてエモかったです。
幼少期の生い立ちがきっかけで常に仮面をつけていくうちに、本当の自分がどんなものか見失いつつある比奈森が抱く恋心の正体。たとえ仮面を付けていたとしても、それを含めて比奈森という個人を作り上げている要素の1つだ!!
それを比奈森の抱える心の闇ごと綺麗に吹き飛ばしてくれる鳴瀬の主人公らしさも二人の青春ラブコメを彩るドラマチックな展開でとても良かったです。
6月の新作のなかでオススメのラブコメ作品です。

bookwalker.jp