働きたくない村人のラノベ日記

ラノベの感想ブログ。開設2014年5月30日

ぼくたちのリメイク12 「おかえりなさい」

《あらすじ》
あの「やり直し」の始まりから十年が経ち、再び辿り着いた“十年後の未来”。僕、橋場恭也は一度は離れた創作の世界に戻ってきた。厳しい現実に直面して、別の生き方も知って。それでも、出会ってきた大切な作品と仲間たちがいたから、離れることなんてできなかったんだ。むかえた茉平社長へのゲーム企画のプレゼン。過去最大の壁に対して、再結集したチームきたやま渾身の企画を必ず通してみせる。しかしプレゼン当日、会場に僕の姿は無くて……!? 運命の「リメイク」企画の行方は。そしてその先で待つ、まだ見ぬぼくたちの未来は──! 今何かを頑張っているあなたと駆け抜けてきた青春作り直しストーリー、最終巻!

10年後の未来からやってきた主人公が人生をやり直して手に入れた新たな日常。
創作の世界で生きていき、一人のクリエイターとして燃えるような人生を歩み、周囲の友人たちを容赦なく巻き込んでいく熱量のある光景がとても刺激を受ける作品でした。
これが小説の世界のなかだとしても、自分の知らない世界で生きる人たちが『何かに夢中になっている姿』がとても輝いて見えていて、主人公たちが軌跡を描きながら駆け抜けていくところにはとてもワクワクさせられる楽しさがありました。

自分のなかでは記憶に残る名作だと思います。凄く面白かったです。最終巻まで読むことができてよかったです。


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