働きたくない村人のラノベ日記

ラノベの感想ブログ。開設2014年5月30日

俺たち!! きゅぴきゅぴQピッツ!!

俺たち!! きゅぴきゅぴQピッツ!! (電撃文庫)

《あらすじ》
高校生活の中で最も重要なイベント。それは「恋愛」。しかし、そのうち約99%は、相手に想いを告げることなく終焉を迎えてしまう。そんな隠された恋心、告げられぬ想いを捜査し、解決に導く集団がいた。それが、恋愛警察。通称『Qピッツ』。彼ら恋愛警察の管轄(?)は、私立恋文字学園。学内で恋に悩む生徒を見つけたら『Qピッツ』の緊急出動! 恋愛刑事(生徒)たちは恋のキューピッドとなるべく、日々、目を光らせているのだ(余計なお世話)。ボス、パパイヤ刑事、ファッション刑事、バリトン刑事といった、個性豊かでハタ迷惑な『Qピッツ』メンバーは、みんなの恋を応援している! (ほっといてほしい……)(※『Qピッツ』の恋愛刑事の中には美少女もいますが、口髭のムサ苦しい中年教師も一人いて、しかも大活躍します。どうか、ご注意のうえ、お読みください)

第22回電撃小説大賞<電撃文庫MAGAZINE賞>受賞作! 恋に悩む高校生たちの救世主。彼らこそ――恋愛警察Qピッツ!!

学校を舞台にした謎の部活・集団を暴走させて、真面目に考えればバカバカしい物事を突き詰めた結果がこれか!!
生徒たちの恋愛情報をキャッチしたら最後、学校内の恋愛を全力で後押しする『Qピッツ』による謎の組織力により統治される。突然目の前に現れた『Qピッツ』に、初めは『人の恋に首を突っ込まないでほしい!』的な常識的な反応を示す生徒も、『Qピッツ』の謎の熱弁と勢いによって時間が経つと洗脳でもされたようにQピッツ脳に染まっていく展開が謎の中毒性がある。
まともな常識人キャラがほとんどいないだけに先の流れもどんな展開に巻き込まれるのかも予想がつかない。これはもうひとことで言えばバカラノベだよw
そして、妙に恋愛について核心を突く発言が目立っていて、それがまた妙に説得力があるところがムカつく。