働きたくない村人のラノベ日記

ラノベの感想ブログ。開設2014年5月30日

緋弾のアリアXXXVII 第三の男

《あらすじ》
武装探偵、通称『武偵』。
それは凶悪化する犯罪に対抗するため武装を許可された探偵である。
トップレベルのSランク武偵・アリアの相棒に選ばれてしまった(普段は)ただの一般人・遠山キンジ。
アリアやネモとインドに着いたキンジは、シャーロック率いるイ・ウーと遭遇する。
第2回イ・ウー同窓会を開催したシャーロックは、インドにいる女神・カーバンクルの元から『神秘の器』を奪還するようキンジに依頼した。
それはシャーロックの力を10倍に増やし、Nに勝利できるようにする財宝だという。
同窓会から選抜された女子6人と凸凹奪還チームを結成したキンジ。
不思議の国インドで始まったのは、まさかのバス旅で……!?

もはや、【ただの一般人・遠山キンジ】という紹介分も「えっ、世界人外ランキングランカーの人が何を言っているんですか?」と突っ込みたくなるところですが。
アリア、メヌエット、ネモ、レキ、リサ、候、シャーロック……、あとは誰がいたっけ?
Sランク武偵も超能力者も偉人も人外もよりどりみどり。国際色豊かなメンバーが揃ってパーティーを組んで強敵に挑む。これだけの曲者揃いでも、条理に反する存在にも神にも悪魔にも戦いをしかける作品なので、過去のキンジの強敵が手を組んだとしてもはたして勝てるのかどうか。
そんな確約された死線にも果敢に首を突っ込んで、常の予想のはるか上をいくスケールのバトルアクションを繰り広げて、常に期待に応えてくれる最高の作品です。シリーズ37巻にまで到達したこの作品ですが、全く飽きることのない面白さと毎回のように敵として立ちはだかる女性キャラクターとの戦闘中のウィットに富んだやり取りが癖になる作品です。
ぜひとも、圧倒的な巻数に臆することなく読んでいただきたい作品です。

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