《あらすじ》
“手を繋いで歩いていく。それだけで、胸がいっぱいになる。この『道』がどこまでも続けばいいのにーー”。リュート＆月愛のギャップカップルを中心とした“あるある青春群像劇”第５巻。今回は高校生活最大のお楽しみ、修学旅行のシーズンをお届けします！
思い通りにならない人間関係、切ない思い。そしてたくさんの笑顔を通り過ぎながら、自分の歩む『道』を見つけ始める愛すべき「＃キミゼロ」キャラたち。
みんなちょっとずつ大人になっていくのです。もちろん、我らがリュートもーー。“お父さん、お母さん。俺をこの世に産んでくれてありがとう。加島龍斗、十七歳。俺、大人になります”って、ええっ？ どういうこと？
月愛が初めて、心の底からしたいと思った相手。
『月愛にとって“初めて”じゃないけど、龍斗にとっての“初めて”の相手になりたい』
経験済みなキミと、経験ゼロなオレが、お付き合いする話。
陽キャギャルの月愛と陰キャ男子の龍斗。恋愛に対する考え方も経験も全く異なる二人の男女が交際を続けていくうちにお互いがかけがえのない存在となり、心の底から好きあっている。
そして、思春期真っ盛りな男女の情事にも真剣に考えを巡らせ、お互いの気持ちと向き合って距離を縮めていく清い交際を続けていく二人のやりとりがとても丁寧に描写されている作品でした。
龍斗と月愛の周囲の友人たちの間でも色恋沙汰が日々巻き起こっていて、二人のように順風満帆なものではないですけど「無事に結ばれてほしい……」と応援したくなる甘酸っぱい恋の駆け引きも繰り広げられていて見どころがたくさんある1冊でした。
さて、男女の関係をまた一歩進めるに至った龍斗と月愛の二人の関係が歩む次なるステージははたしてどんなものになるのか。
現在、アニメ化決定して勢いのある作品でもあるので続きがとても楽しみです。
TVアニメ化決定おめでとうございます！！
