働きたくない村人のラノベ日記

ラノベの感想ブログ。開設2014年5月30日

お見合いしたくなかったので、無理難題な条件をつけたら同級生が来た件について7

お見合いしたくなかったので、無理難題な条件をつけたら同級生が来た件について7 (角川スニーカー文庫)

《あらすじ》
二度目のクリスマス。お互いの想いを確かめるように濃密な時間を重ねて――

ハロウィンでコスプレしたり、修学旅行でキスしたり、と今まで以上に関係性を進展させた由弦と愛理沙。
クリスマスでは一泊二日の遊園地デートでアトラクションを楽しんだり、イルミネーションを観たり、大晦日には一緒に年越し蕎麦を作ったり、新年の初詣には一緒にお参りするなど、甘く楽しいひと時を過ごしていく。
そして翌月のバレンタインデー。由弦が愛理沙の手作りチョコを期待して待っていると、学校の下駄箱に可愛いリボンで飾りつけされた箱が入っていて……。
ニヤニヤ必至の焦れ焦れ甘々ラブストーリー、第七幕です。

政略結婚×甘々ラブコメ。大人の事情が絡む両家のお見合いから始まった主人公とクラスメイトであるヒロインの関係が、いつしかかけがえのない本当の恋人関係へと移り変わり、心の底から愛し合い、高校生である二人の恋人としての段階を少しずつステップアップしてラブラブ×100なやりとりをしている甘い展開が最高の作品でした。

ラブコメにおいて一番大事なメインヒロインの愛らしさがとにかく100点満点中の100点満点で、高校生らしく親の庇護下に置かれたなかで季節感を感じる恋人同士のイベントを謳歌し、あるときは裕福な生まれである要素を活かした学園ラブコメを繰り広げたり、様々なシチュエーションでヒロインの可愛さとラブコメを演出してくれるところが最高でした。
結婚まで秒読み、彼氏の自宅でキッチンに立ってエプロンを着て手料理を振る舞う高校生の良妻ヒロインは破壊力が高いです。
甘々なラブコメとして最高の作品だと思います。


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