働きたくない村人のラノベ日記

ラノベの感想ブログ。開設2014年5月30日

無口な小日向さんは、なぜか俺の胸に頭突きする2

無口な小日向さんは、なぜか俺の胸に頭突きする2 (角川スニーカー文庫)

《あらすじ》
テストのごほうびは――二人きりの甘々お泊り!?

中間試験が近づく中【小日向さんは大の勉強嫌い】という新事実が発覚した!勉強を教えようと奮闘する俺に対し、彼女はぐりぐりと俺の体に頭を押し付けて全身全霊で甘えてくる。
「赤点とったら一緒に遊べなくなるぞ?」「……(ふるふる)」
それでもやる気が出ない様子の小日向さんを見かねて思わず『勉強頑張ったらなんでもする』と言ってしまったのだが……。
もこもこのウサ耳パジャマを着た小日向さんにぎゅっと抱き着かれながら、一緒の布団で眠ることになってようやく悟った。
――軽々しく「なんでもする」なんて言わない方がいいぞ、俺。
無口ヒロインの甘え度が急加速!? 癒されラブコメ第2巻!

ちっこくて可愛い、頭突きをしてくる小日向さん。
別に恋人同士ではないけど、無口な小日向さんは想いや感情を行動や態度で表現する。教室で机を“ペチペチ”叩いたり、頭を“ぐりぐり”押し付けてきたり、指で“ツンツン”してきたり。
まるで小動物が飼い主にじゃれつくようなやり取りを、男子高校生の主人公と女子高校生であるヒロインが学校の教室や昼休みの時間にしている姿を想像すると、ヒロインが主人公に甘えている微笑ましい光景にとても癒されるラブコメ作品でした。

とにかく『言葉にしない』『考えるな。察しろ』な小日向さんの喜怒哀楽の表現に誠心誠意向き合い、時には上手く伝わらずすれ違い機嫌を損なうことがあっても少しずつ時間をかけて接していき、距離を縮めていく二人の言葉少ない無言の間が心地良かったです。
ちっこい小日向さんが最高に可愛いです。

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