《あらすじ》
「そういうこと、言うんだ。なら、私にも考えがあるけど？」
お互いの好意に気づいていながらも一向に素直になれない一颯と愛梨。
いかに相手から好意を引き出そうかと画策するなか、
バレンタインデーで誰にチョコを渡すかという話になり愛梨も一颯へチョコを用意することに。
「あ、あのくらいじゃ……告白のうちに、入らないわよね？ だって、好きって言ってないもの」
チョコを渡すだけのはずが告白を匂わせるような雰囲気になってしまい、進展の気配が近づく――？
なぜか素直になれない生意気美少女とのキスから始まる焦れ甘青春ラブコメディ、第３弾！
小さい頃から付き合いのある幼馴染みの男女が高校生になった今、お互いの好意に気が付いているけれど「自分から告白はしない」を拗らせすぎて、好意１００％の非言語的コミュニケーションが頻発。
一緒にお風呂に入ったり、一緒の布団で寝たり、「えっ、まだ恋人じゃないの？」と感じるくらいの恋人ムーブを“幼馴染み”の気概で続けていて、絶妙に面倒くさいラブラブ幼馴染みが最高に愛らしいラブコメ作品でした。
それでいて両家の両親が家族ぐるみの交流が少なからずあるおかげで、二人の関係を野次馬感覚で囃し立てるムーブもあったりして、“両親”、“クラスメイト”の各方面からラブラブ幼馴染みを援護射撃する光景に幼馴染みラブコメの外堀の広さを味わうことができました。
ラブコメヒロインは幼馴染みしか勝たんです！！
