働きたくない村人のラノベ日記

ラノベの感想ブログ。開設2014年5月30日

血の繋がらない私たちが家族になるたった一つの方法2

血の繋がらない私たちが家族になるたった一つの方法2 (角川スニーカー文庫)

義理の妹の英梨花、幼馴染みの美桜と一緒に過ごす生活。
主人公の翔太と血の繋がらない三人から漂う家族のように深い関係で和気藹々とした平穏な日常がとてもアットホームな空気感を感じさせる一方で、主人公と二人きりでいるときのふとした瞬間に衝動的に作り出す、家族以上の関係へと一線を越えさせるような空気のやりとり。
家族のように深い関係でいる三人の間に交わされるやりとりから感じ取れる恋愛の萌芽が、平穏な三人の日常を少しずつ侵食して変えていくような雰囲気に不穏なものを感じさせられる一方で、いつまでも三人が一緒にいて楽しい日々を過ごす様子を見ていたくなる。
『血の繋がらない私たちが家族になるたった一つの方法』がどんなものになるのか。そこに至るまでの物語のなかで三人の間にどんな壁が立ちはだかってくるのか。純粋に物語の続きが楽しみな作品です。

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