九神家をめぐる陰謀と『深淵の雫』の謎を斬った走。その時に宇宙犯罪組織から拿捕した巨大な宇宙戦艦で、とある通信を傍受した。
どうやら璃々緒の故郷である辺境の惑星エルクルドに『深淵窟』が発生しているうえに、敵組織の侵略目標になっているらしく……?
そんな教え子の故郷のピンチに、最強の元勇者が新たな力を解放する――!
敵を殲滅し、星を救った走を待っていたのは、璃々緒の両親へのご挨拶!? そして突き刺さる美園とかがりの視線……!?
異世界で最強だった勇者が宇宙をも圧倒する、爽快無双ファンタジー第4弾!
『いったい誰なんだ! あの化け物みたいに強いやつは!?』
その正体は異世界を魔王の危機から救った世界最強の勇者(現在は高校教師)だった件。
異世界で習得した魔法の数々、教え子たちに譲渡するほどに保有している装備品。
その身一つで宇宙艦隊を容易に制圧できる圧倒的個人戦力。
教え子たちのピンチに率先して世界最強の勇者の力をふるうのと同時に、教え子たちには力の扱い方をレクチャーし、教師らしく後進の育成にもしっかりと時間をさいていく。ある種の指導教官ものっぽいジャンルを含みながら、勇者の力を存分にふるって敵勢力を圧倒する無双ファンタジー要素もあるので多方面で楽しめる要素があって好きな作品です。
それでいて主人公のもとに足繫く通う教え子たち(女性比率高め)との絡みがラブコメっぽい空気感を演出したり、教え子たちに囲まれている様子が余計な嫉妬を買って出たり。ややラブコメチックな展開もあって箸休め的な感じて楽しめるところも好きな要素のひとつです。
異世界最強の勇者が敵勢力にとって一番の難敵として認識されつつあるなか、異世界と現代日本に共通する化物の存在がただの偶然ではなく起こるべくして起きたものであるかのような伏線も徐々に明らかになりつつあるので、今後どのような展開になるのか楽しみです。
