働きたくない村人のラノベ日記

ラノベの感想ブログ。開設2014年5月30日

インフィニット・デンドログラム-14.<物理最強>

<Infinite Dendrogram>-インフィニット・デンドログラム-14.<物理最強> <Infinite Dendrogram>-インフィニット・デンドログラム- (HJ文庫)

《あらすじ》
二国間による講和会議も決裂し、戦闘状態へと移行する両陣営。レイvs.“物理最強”“獣王”ベヘモット。アズライトvs.“衝神”クラウディア。シュウvs.“怪獣女王”レヴィアタン。お互いに譲れないもののため、各々全ての力をかけて衝突するこの戦いの行方は果たして―。レイがゲームを始めて以来、最も過酷な戦いの幕が今上がる!大人気VRMMOバトルファンタジー、決死の第14巻!!

刊行ペースがかなりのハイペースで気が付けばシリーズ14巻。
インフィニット・デンドログラムというゲームの世界をプレイヤーたちがそれぞれの国でそれぞれの視点で歩み続け、それぞれに物語があるなかで己の全てをかけて激突する戦いは最高に盛り上がりました。
各々が個性的な職種、エンブリオ、装備で構成された無限大にある戦闘スタイルで繰り広げられる展開は、現実のゲームでは決して描ききれない壮大なスペクタルの激戦へと昇華していくので、どのプレイヤーたちの戦いも見どころが満載で面白かったです。超級職にまでたどり着いたプレイヤーも根底にはゲームのシステムにより構築されたステータスなだけあって、最終的には綿密に練られた作戦と連携次第では手の届く範囲の強敵でしかない。そんな相手を前に主人公であるレイ・スターリングの奮戦と仲間たちとの連携が今回はとても色濃く描かれていて、常時更新し続けるシリーズ最高傑作としか言いようのない最高の作品でした。そして安定してレイ君のピーキーすぎる戦闘スタイルがいろんな意味で炸裂して良かったです。

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