働きたくない村人のラノベ日記

ラノベの感想ブログ。開設2014年5月30日

精霊幻想記 20.彼女の聖戦

精霊幻想記 20.彼女の聖戦 (HJ文庫)

《あらすじ》
獣は憤怒に突き動かされ、聖戦の刻は来たれり。
聖女エリカとの死闘を満身創痍で征し、リーゼロッテらを連れてガルアーク王国で待つ大切な人たちのもとへと帰還したリオ。
破壊の化身である大地の獣の存在や屋敷の襲撃事件など危機感の募る状況が続く中、リオはフランソワ国王から直々に勇者である沙月の能力調査と戦闘指南を任されることに!
一方、水面下で侵攻を企てる聖女が次の標的に選んだのは……
「これは、私の聖戦よ! 私を止める権利は、貴方にはない! 」
怒り、悲しみ、絶望の果てで――《聖女編》最高潮!

神聖エリカ民主共和国の猛進。勇者として異世界へ召喚された聖女エリカ VS リオが繰り広げた死闘。彼女の召喚する大地の獣の脅威。そして明かされる、聖女エリカが異世界で変わりはてた真相……
民衆を味方に急速に勢力を拡大してくる聖女エリカの魔の手がガルアーク王国にまで及び、これまでのシリーズのなかで最も厳しい戦いを強いられる場面も多く、それだけにリオを慕い付き従う仲間たちに降りかかる脅威を跳ね除けることができるのかドキドキさせられる展開でした。

そして、シリーズ20巻目にして世界の核心に迫る事実が明らかとなり、物語が新たな展開を迎える局面へとなりました。まだほんの表層的な部分でしかなかったですけど、今後も徐々にリオたちが異世界に召喚された事実とともに真相が明らかになるんですかね?
これまで、リオに守られる存在であった美春の存在も重要なカギとなりそうでした。まだまだ広がりを見せる『精霊幻想記』シリーズの今後の展開がとても楽しみです。


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