働きたくない村人のラノベ日記

ラノベの感想ブログ。開設2014年5月30日

2022年 4月に読んだオススメの新作ラノベ

2022年 4月に読んだ本のまとめ - 働きたくない村人のラノベ日記


主人公・遠山佑希はクラスの目立たない女の子・高井柚実と体だけの“セフレ”の関係。
経験済みの遠山の妙に達観した仕草が他の思春期真っ盛りな男子高校生にないアダルト臭を漂わせ、クラスの人気者上原麻里花の関心を集めることとなり、遠山、高井、上原の三人を中心とした青春劇を作り出す。
“セフレ”という登場人物たちの年齢設定にそぐわないパワーワード。そして、上原が遠山に好意を抱き積極的に接触をはかることで、高山を始めとした多くのクラスメイトに波紋を呼び、さらなる騒動の火種を巻き起こすことになり……
読者の興味を抱かせる物語の出だしとしてはインパクトの強さはトップクラス。この先、いったいどんな物語を繰り広げてくれるのかとても楽しみにしている作品です。




特異な能力の使用を国家から許可されているシーカー。
養成学校に通う同年代の生徒たち。
才能の優劣、力の有無などの判断基準によってクラス分けされた異能者が己の能力と向き合い、能力の使い方、能力を使った戦闘スタイルの確立、能力そのものの出力の底上げなど……。異能者それぞれの力に沿ったバトル展開、立体的な機動能力を駆使してスピード感あふれる戦闘を繰り広げていたり、“The 異能力バトル”チックな展開もあったり、自分の理想とする異能力バトルが繰り広げられているところが特に胸が熱くなる作品でした。あらためて異能力×バトル作品の良さを痛感しました。



以上の2作品になります。
GA文庫『彼女の"適切な距離(ソーシャルディスタンス)"が近すぎる』
電撃文庫『推しの認知欲しいの?←あげない』
などの作品ももちろん素晴らしく面白かったです。これは間違いです。
新作はどれも99%面白いです。あとは好みの問題です。僕としては全部面白かったので全部読んでもらいたい気持ちでいっぱいです。

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