働きたくない村人のラノベ日記

ラノベの感想ブログ。開設2014年5月30日

僕らの春は稲妻のように2

僕らの春は稲妻のように2【電子特典付き】 (MF文庫J)

《あらすじ》
愛してるって言わせるゲーム、開幕!

白亜の退院直後、介護のために白河家に住み込むことになった僕・灰瀬譲。
【耐久】許嫁を二十四時間介護してみた!って、それ同棲じゃん!?
一緒に料理したりベッドでゴロゴロしてたら、白亜は愛してるゲームの開幕を宣言してきて!?
「灰瀬に愛してるって言わせるのが放送部の6月の方針!」
「1ヶ月で言わせるつもりか!」
さらに婚約発表、新居探しと僕らの関係はグングン前に進んでいく。だけど、やっぱりお互い知らないこともたくさんあって。そういえば、白亜の誕生日っていつなんだろう──?
少しずつ、だけど猛スピードで恋が駆け抜ける新感覚ハイスピードラブコメ、第二弾!

ーー結婚式までキスはお預け。

余命幾ばくもない女子中学生・白河白亜の恋愛。許嫁から婚約発表。夫婦の新居探し。
出会って間もない二人の日常は日々を稲妻のようにハイスピードに駆け抜けていき、ある日突然終わりを告げるかもしれない白亜の命の灯が消える前にやりたいことを残さないために全力で生きていく。そんな白亜の心根が言葉や行動としてあらわれ、付き合わされる形ではあるものの主人公が想いに寄り添う二人の青春ラブコメが甘さと儚さを感じられる作品でした。
結婚式を挙げる年齢まで生きることを目標としたとき、白亜の体を蝕む病がどのような牙をむくことになるのか。主人公の願いは叶えられるのか。
猛スピードで駆け抜けるような恋愛を続けるヒロインの白亜とそれに付き合う主人公の恋愛がはたしてどのような結末を辿ることになるのか、密度の濃い人生を送る二人の軌跡がとても魅力的な作品です。
主人公とヒロインの距離感がファーストコンタクトから近いという昨今のラブコメの流れを踏襲しつつ、キャラクターのバックボーンに結び付けて物語が構築されている作品でおもしろいのでぜひとも読んでもらいたいです。

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