《あらすじ》
「……ここに来たら、先生に会えるかもって思ったんだ」。
我らが主人公・龍斗が、ある朝目覚めたら女子校の教師になっていて……?
学年一の美少女ギャル・月愛を筆頭に、笑琉、朱璃といったクセのある女子生徒たちに振り回される龍斗。
“童貞っぽい”とナメられながらも、「恋」に迷う月愛の相談に乗り、痴漢から月愛の妹・海愛を守り、「恋愛」をテーマに授業する……。
そんな日常の中で、なぜか徐々に月愛と海愛の姉妹との距離が近づいていき……?
いつもとは少し違うけれど、いつも通りな青春ラブコメが繰り広げられる「女の園の龍」ほか、青春エピソードをぎゅっと詰め込んだ珠玉の短編集!
何故か女子校の教師になっていた主人公・加島龍斗と生徒として教室で授業を受けている月愛たちによる教師×生徒の青春と恋模様が描かれていたり、男女混合の友人たちと休日に一緒に出掛けたりなど。大学生＆社会人として高校を卒業した主人公たちとの日々を描いた本編から少し遡り、まだ高校時代の青春の日々をエンジョイしていたころの楽しい思い出のエピソードが満載で、まだ恋愛関係に発展していない萌芽の頃のキャラクター同士のカップリングを眺めることができてとってもほっこりさせられました。
「あー、あの頃の関係性から数年後には……」みたいな感覚になりました。
全体的に短編のボリュームはやや多めで１冊の中に書き下ろし１つとドラマガ連載３つの合計４話の構成でした。読み応えもあるし１つのお話が終わったときの読後感もキャラクターたちの新しい側面を味わうことができて最高でした。
本編での物語の続きも楽しみにしています。あとこの作品を読む以前から僕も某Youtuberのキッズなので元ネタ全部伝わってます。
