マネジメント・ゲームで繰り広げられていたクラスメイトたちの白熱したやり取りの舞台は無事に終わり、ゲームを通じた人との繋がりや成長を経て生徒会選挙に向けて動き出して、新たな展開への突入でこれまでにない激動の予兆を感じる内容でした。
そして同時に、伊月へ想いを告げた成香への返事を起点に伊月を取り巻く女性関係の変化の気運が高まっていて、新たなステージへと突入している空気が感じられました。
雛子のお世話係のポジションから始まった伊月の日常は学院生活を経てコンサルタントとして支える将来を視野に入れるまでに至り、いつしか雛子と対等な関係でいられる可能性を感じられるくらいに成長している姿がとても感慨深いです。シリーズ当初の物語から長い月日を経て主人公の変化をとても実感できる瞬間でした。
あと、イラストを担当されている“みわべさくら”さんの描くキャラクターが可愛くてたまらないです。個人的な推しキャラは天王寺さん>百合です。