一良へアプローチを続けるバレッタたちとの関係に結論を出して、バレッタたちが日本へと渡る術についての答えも出されて。シリーズ最終巻でこれまで痒いところに手が届かなかったいろんな要素が回収されて、「日本に行くことができたら……」といったいろいろな出来事を現実のものにしていて、とっても感慨深い1冊でした。
なんだか、当初は一良×バレッタだけだと思っていたのに気が付けば「一良×バレッタ&リーゼ」になって、段々とそこに「あれ、ジルコニアさんが加わってきた……」、そしてラストにはそんな雰囲気をあまり感じなかったけれどエイラが仲間に加わって。一夫一妻の日本と一夫多妻な異世界の価値観に挟まれて悩ましい問題が起きたけれど、一番綺麗な落としどころが見つけられて良かったです。
好きな作品で1巻の頃から買って読んでいたので完結まで追うことができて本当に良かったです。
そしてこちらがモンスター文庫の創刊作品。アニメイトさんで購入すると左の冊子がつくようです。中身は創刊作品のSSとキャラクター設定資料になっております。全巻買えば全ストーリーが楽しめますな(要するに買えと pic.twitter.com/J3jI3uqEV6
— 村人@ラノベ感想ブログ (@murabito1104) 2014年7月31日