働きたくない村人のラノベ日記

ラノベの感想ブログ。開設2014年5月30日

わたし以外とのラブコメは許さないんだからね(5)

わたし以外とのラブコメは許さないんだからね(5) (電撃文庫)

《あらすじ》
夏も過ぎ、二学期へと突入。いよいよ文化祭が近づいてきた。俺は文化祭実行委員会での活動や、クラスの出し物の準備に忙しい。恋人の有坂ヨルカとはなかなかデートもできず、恋しさは募るばかり。
さらに軽音楽部のカリスマ・叶ミメイを中心に結成されたバンド「リンクス」には問題が山積み。ギター初心者である俺のスキルアップに、ヨルカのあがり症の荒療治、他もろもろの課題をまとめて解決するために、ミメイ宅での合宿が決行されたのだった!
そんな中、二学期になってからどこか浮かない表情だった朝姫さんから、突如電話がかかってきて――。
『………希墨くん、助けて』
恋と青春の文化祭が幕を開ける!

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『両想い×青春ラブコメ』『文化祭』『クラスの出し物』
定番の学校イベント。高校生の希墨とヨルカにとってもありふれたイベントだけれど、今年は恋人がいるなかでの開催とあって準備期間から何までこれまでにない楽しみと過ごし方をしていて、最高にラブコメってましたね。
希墨は文化祭実行委員会の活動に勤しみ、即席バンドで演奏するギターの練習に時間をたくさん割かれ、ヨルカとのデートはお預け。これまでいろんな修羅場を乗り越えて両想いの恋人として一層愛が深まった二人だけど、文化祭の忙しさに縛られて全然イチャつけない、デートがしたい、チャンスがあればいろいろしたい……。
日々ため込んでいたフラストレーションがぶちまけられるような、なかなかにセンシティブなラブコメ展開にもつれ込むシチュエーションなんかもあって、これまでにない甘いやりとりが繰り広げられていてとっても楽しめました。
なんですかね、恋人と二人っきりでいるときのはっちゃけた情事って、学校内での恋人ムーブと違ったラブコメ展開があって凄く良いです。
可愛いヒロインが登場するラブコメは最高です。

次巻、最終章へと突入。はたして希墨とヨルカの恋の結末は……。新刊が楽しみですね。


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