俺は駒田大樹。体力お化けで、アレのサイズも良いが顔面偏差値は普通。一見一般人の俺だけど、誰もが羨む美人の彼女がいる。事の始まりはそんな彼女との肉欲溢れる事後のことだった。 「セフレを作る気ない?」 彼女は驚愕の提案をしてきた! 俺のセックスが気持ち良すぎて、事後が大変らしい…。その会話を切っ掛けに美人で個性豊かな女性たちがセックスを求めてやってくるように…。モデル体型の幼馴染女子大生、彼氏持ちの巨乳社会人、元アイドルの動画配信者などなど――。俺の想定を遥かに超えて美女が大勢集まって、もはやハーレム! 美女たちとマッチョの超絶エロコメディがここに始まる!
とにかく主人公の性力がバケモノ級。お互いに性欲の衝動を素直にぶつけて彼女と連日のように彼女と行為に及び、彼女公認のセフレ&ハーレム計画を提案され、気が付けば日替わり弁当のように行為の対象が入れ替わる。
『エロコメディ』と銘を打っているけれど、エロとコメディの割合は99:1なのでは?
主人公の日常におけるあらゆる場面が性行為の前座もしくは本番であふれかえり過ぎていました。もはや駒田大樹という男性主人公の存在は女性キャラクターとの絡みにおける竿役でしかなく、いったいこの作品で何を楽しんだらいいのか自分には正直わかりませんでした。
もしかしたら、主人公に与えられたハーレム計画が行き着く先に何かカオスが待ち受けていておもしろくなるのかもしれないですけれど、正直に言って「ただ、女性キャラクターと行為に励んでいる様子を文庫1冊にわたって見せられているだけ」で自分には楽しみを理解できませんでした。
個人的にはもっと起承転結の感じられる1冊なのかと思っていましたが、ただ女性キャラクターと直結しているだけでよくわかりませんでした。
